秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

       バイク走らせて

 何も無い街を捨てて 帰る場所すら無くして 

誰かが言った お前の 生きる道を探し出せ

俺は、宿探しの旅に出るかな

いつか 憧れた 近所のアパートのお兄さんみたいに 毎日、同じ時間に バイクに火を入れてよ

黒いバイクで走るのさ 不良、アウトローそんなんじゃなくて 自分らしく 生きてゆきたい

繰り返すばかりの季節たち 情けねぇ自分の 姿を

見た気がした 時計の音 時間だけが 虚しく響く

何を許したか 許せたか 自分以外に 許せたか 

 素直じゃなかったのかもしれない 本当は、自分すら許せなかったのかもしれない…

この世の中で 信じられるは 時間だ 裏切らねぇ 

人間とは違う 確実に 時を 刻む 人間は、嘘つきだからな

だから 何も無い街に行こうと 思ったんだ

何も無い街後に 新しい 何も無い街へと

色々なものが見れると思うんだ アスファルトのギラギラに 紛れ歩く街角の通り道

 本当は、何もなくはない ただ 目をそむけてしまうくらい 悲しい現実に 醜い自分自身の何とも言えない そう自分 そう自分 他人には、言わせない そう自分だから 醜い自分だから…

 真夜中のアスファルトに叩きつけられた 頭がスコーンッと冴えわたる ような 幻 の中で 悲しみとか 苦しみもなく 彼女を無理矢理 えっちしたときの 清々しく 晴々とした 爽快感 なんてたまらないんだ 荒々しいのが堪らんのさ

キミとキスするのがいいね

優しく抱きしめ合うのが

堪らねぇぜ…!