秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

    真夜中のアスファルト

  こんな腐った 街に生まれ 腐った街に育ち

手に入れたものと言えば この薄汚れたツラ

 どれだけの 想いを背負って 独りぼっちの姿

もう ゴメンだよと涙を流し やってられねぇ

 腐った街のアスファルトに横たわり

何も出来ねぇ 出来るのは 寝タバコくらい

何も解らねぇ 知っちゃイケねぇコトもある

 挫けちゃイケねぇ時がある 自分の力で立ち上がらなきゃ いつかは、笑えるな時が来るさ 

笑っている様に見えるかい? キツい所にいるのね 

汗水垂らして 働いて 糞の様な仕事に 僅かな工賃 少しずつ貯めて手にしたもの 緑色の悪魔

ロックをやりたくて 楽器屋に通う 

テレキャスターとアダマスが武器だよ

テレキャスターを抱きしめアスファルトに横になる

人気のない真夜中のアスファルト

何かに負けたのか? ここはどこなのか?

あれから時が随分と流れた気がする

もう一度、やり直そうと思っている ただそれだけで 終わりかもしれない 仕方ないことだ

あぁ アスファルトに横になりタバコをフカしてる

あぁ 人気のない真夜中の アスファルト

真夜中のアスファルトで…