秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

2022-04-30から1日間の記事一覧

     信じられなくて

信じられなくて 信じられなくなってしまって 許せなくて 許せなくなってしまって… 自分のことしか考えられなくなって 汚れていくんだ 誰のことも 信じられず 愛してるなんてとんでも無い話しだ… 夢を見なくなった頃から 大人と呼ばれた頃から 何もお構いなし…

     人生 怨み節

九つの時、親父が死んだ ボクの足元を のたうち回って 血を吐いた 救急車も 呼ばなかった ボクは、見つめていた 動かなくなるまで 命乞いをするのを見ていた 十二の時、おふくろを 殺した 鉄パイプで頭を 思いっきり 五発殴った 頭がい骨から血しぶきが 上が…

     それぞれの心たち

何も考えていない 何も見ちゃいない 何も信じられないさ ましてや 信じてくれなんて人は、絶対に信じられやしない 生きているのって 傷つくコトが多いよね… でも ぶっ倒れる訳にいかないから 悲しいコトが多いからって 泣いてばかりいられないよ 温かい手を…

    真夜中のアスファルト

こんな腐った 街に生まれ 腐った街に育ち 手に入れたものと言えば この薄汚れたツラ どれだけの 想いを背負って 独りぼっちの姿 もう ゴメンだよと涙を流し やってられねぇ 腐った街のアスファルトに横たわり 何も出来ねぇ 出来るのは 寝タバコくらい 何も解…

      夏の日の午後

風の通り道 古い煉瓦造り壁を駆け抜けた この 街並み キライじゃない カフェに立ち寄って ホットミルクを飲んだ 今日は、少し歩こうかな うん 散歩ね 町はずれの ブツクストア 中古小説を五冊程 レジで支払いを済まし 小説をバッグパックに これで 夢の様な…