秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

      歩き続けて…

  見た目が変だからとか 歩き方が違うとか

少し喋り方が人と違うからと言って 別けないで 

 ご飯の食べ方が 下手クソでもバカにしないで 

ボクを見て 怪獣を見る目で 見ないで…

 時々、大きな声で歌ったりするし 屁もする 

生まれ落ちた時から こんな身体だし 辛いよ 知らない人も指を指して 笑うしね

 これでも 一生懸命に 歩いているんだよ

近くの人は、どこかに行くにしても 避難する人も出てくる始末さ  ボクは、近頃 こう思うんだ 

 人間は、自分とは違う 別の誰か目に映るものばかりで 差別をする 本質的なものを見ようとしない ボクは、大した人間じゃない でも 自分に正直に 生きていきたい

 もう 他人の目を気にして 生きるのに疲れたさ

これからは、胸を張って歩いて行こう

 背筋を伸ばして ニカッと笑顔で行こう 

でも ボクの背中には、ベッタリと貼られたレッテルがある 障害者 と言う

 今は、ボク 人生 ハッピーだよ 楽しいね

作業もね  今までで 一番楽しい仕事だな 

 相変わらずだけど ボクたちの一生懸命を見て笑うな…! ボクたちの 必死を見て笑うな…! ヒソヒソと陰口にならない 陰口はやめろ…!

 フラフラと帰る帰り道 悔し涙 ボク、また 負けた 明日からは、負けないからね

 少しでも みんなに 理解してもらいたい

いや ほんの少しでいいだ 知ってもらいたい

それと差別される 辛さ 区別される 悲しさ

 これから ボクたちは、幾度となく こんな山を超えていかなければ ならないということ

 自分自身、強くならなくちゃ 頑張ろう もっと

頑張ろうぜ…! 明日からのボク… 歩き続けて…