秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

      嬉しいコト…

  嬉しいコト それは、キミに巡り会えたコト

なんと言っても キミの笑顔に出会えた奇跡…

 悲しい顔したキミ、瞳から大粒の涙が溢れる落ちる ねぇ 泣かないで キミは、独りぼっちなんかじゃないよ ボクは、独りぼっちなんだ 

  キミは、お父さん、お母さん居るだろ…?

ボクは、お父さんもお母さんも要ないんだ…

 ボクが、小学四年のときに国道沿いの自動車事故で両親を亡くした ボクは、下校途中だった 

 親戚をたらい回し 結局、施設からも飛び出した

グレてるわけじゃない 自分の行き方をしたいだけ

でも 世の中は、許しちゃくれない そんなボクを不良少年と呼んだ みんな 不良少年として扱った…

 変な、ところで平等だ 大人社会 ボクは、これポッチの人間なのか… 人でなしじゃないか

 キミと出会えたコト 笑顔に会えたこと すごく 幸せだよ  だから 悲しい顔をしないで…

  OK!今から キミのお母さんに会いに行こう…

ただ どんな思いをしても恨んだりしないで

憎んだりもしないでね  約束ね…

 それと クルマじゃないんだ 単車なんだ いいかい…?  

 我がままは、出来ないんだ NO!なら ボクは、降りる 答えは君が 出すんだよ 

  結局、二人共 どこにも行くこともなく

ガソリンスタンドに入った 給油して 彼女は、ぼーっとしてた 缶コーヒーを差し出す

 受け取って 彼女は、静かに微笑んだ

変わらないもの何て なにもないのかなぁ

 考えすぎるなよ 大丈夫かい? うん 平気

少し走ったら 帰ろうかい うん 少し走ろ…

 そっか! 今日は、走りたい気分 随分、いい子ちゃんじゃん  今は、風邪に吹かれていたいの 

  ヘッドライトの光の海 鳴り響くクラクション

赤いテールランプ いつの間にか夜が来ていた

 そう 気がつけば 夜の国道沿いのパーキング

彼女のアパートまで送った 泣きだしそうな顔

 明日には、笑顔を見せろよ…!   じゃ!