秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

     白昼の街角で

 白昼の街角で 何を見たのか

お前は、何を思ったのか 隠れる様に

路地裏に潜り込み タバコをくわえ

震えていた 缶ビールを渡した

ニカッと お前は、笑ってみせた

周りのヤツ等にゃ 手に負えないヤツさ

彼女ときたら ストリートガールでいい女さ

とにかく ぶっ飛んでるぜ

そんな二人が同棲生活をしてるんだぜ

お前は、彼女だけでもないみたいだな

この前、酒で酔ったあんな女いらねぇ

持って帰るなら 持ってけ

何度か、他の女の子と一緒の所を見かけた 

それでも 彼女の元を離れやしなかった

お前は、オートバイに凝っていた

オートバイで走っている

白昼の中街を捨てて 赤い土の町

赤い土の舞う 小さなバーガーショップ

バーガーとコーヒー 食事を済ませて

何に取り憑かれたか 赤い砂漠を疾走する

スピードに取り憑かれた 250キロからの世界

逆走してきた 正面衝突 止まれるわけもなく

バラバラだったと言う 肉の破片が転がっていた

お前は、何て無鉄砲なんだ…