秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

     キミのこと好きだよ

  オレ、女性に弱いの でも 相手にされないの 

知ってるからな  気にすることもねぇよ…

 どこか寂し気で 微笑が 可愛らしくて

だけど 彼女は、オレには 振り向かない

  いい オヤジが オートバイかよ…?

全部、聞こえてた メットしててもね 仕方ねぇか

オレもオレで年喰ったし 走って走って来たものね

 今日は、友人の紹介なので 逃げられなかった

 息が詰まるぜ ‘あのぉ さっきのオートバイの人ですか…?’

 ‘そうだけど… あの オートバイのね…’

‘ごめんなさい 私もオートバイに乗るんです’

 ‘何に乗っているの…?オートバイは…?’

‘HONDAのCBX400Fです’

‘CBX400Fいいオートバイに乗っているね’ 

‘今度、嫌でなかったら 私とツーリングに行きませんか…?’

 ‘うん ありがとう’

  あれから 三度目の週末 からかってたんだよ

悔しいから ‘わらじカツ’’ でも喰って帰るか

 この頃、オレは ‘秩父’ にいたんだ 待ち合わせは、すっぽかされた… まぁ こんなもんヨ

 ソロツーリングの帰り道 寄り道をした

オレの好きな カフェで いつも立ち寄っていた

  どこかで 見覚えのある 後ろ姿 彼女だ

‘気にするなよ オレにしたら いつものこと じゃ

, 何で彼女は、クルマ? いつものこと

 

少し気持ちが 薄れた頃 ケータイが鳴る…

女の声だった あの時の彼女だ… 

 カフェに着いたのは 午後七時頃 実際、仕事上がりほ キツいこと 外には、‘CBX400F’

 ‘ここで 働くコトにしました アナタに会えるから ‘そんな事、言って良いのかい…? オジさんは、本気だよ’

  彼女は、微笑を浮かべて静かに笑っていた…