秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

     このままなんかじゃない

 どんなに悲しくても 苦しくても 泣かないそう心に決めてきた ところが 不意に泣いてしまった涙が、こぼれ落ちた… 

 彼が、元彼が会いに来る もう二度と会えなくなるかも  懐かしいエキゾースト…

 古い型のオートバイ 懐かしい思いがする

そう 元カノに会いに来たのだ

  二人は、とあるパーキングで待ち合わせていた

彼女は、クルマを置いて 彼に駆け寄った 

 彼は、彼女に元気にしてた? 手を握って言った抱きしめ合う二人 求め合う二人

 ついに彼が、欲望のままに彼女求める 断りきれない彼女がいた こんな所でクルマをバックに…

 声にならない 上ずった声が 喘ぎになってしまった  

  それから 彼とは、それきりの関係

彼女は、濡れたあの夜を思い出すと悲しくて 苦しくて 悔しくて涙がこぼれ落ちた 

 あんなヤツだと思わなかった 中に出すなんて…

オートバイは、カッコよかったけど 乗ってるヤツがアレ… 最低

 私、復活するかな…? バイク乗りに…

ガレージで眠るYAMAHA カバーを取る RZ

   YAMAHA RZ350R時代遅れのバケモノ…

彼女の相棒のYAMAHAのエンジンに火を入れる

ガレージ いっぱいにエンジン音が響く…

 きっと 彼女は、来週にでも ワインディングにストリートに出没するだろう 

その エキゾーストは、彼女の喘ぎ声を思わせるように… 走り抜ける

 弾けんばかりの ツーストのエンジンの音… 

彼女は、コーフンしていた 

 こんな刺戟的な毎日、アイツに感謝ね