秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

    キズつけキズついた

 オレの気持ちに 彼女は答えてくれた

ある場所でステージでギターを終えて

何か 彼女の様子が変だった 何か耐えているような 部屋を出て 建物を飛び出していった 

 瞳に涙をためているみたいだ 追いかける

後ろから抱きすくめる 私、この暮らし捨てられない 泣きながら 訴える 

オレ こんなに好きなのに 大好きなんだ

手をオレの手を振り払い クルマに乗ってしまった

 私、今のこの暮らし捨てられない

この言葉がオレの心に深く突き刺さった

考えてもみれば 当たり前のこと オレは、やっぱりクソだ

全ては、ごっこ 友だちごっこ 恋人ごっこ

まったく周りが見えなくなっていたのは オレなんだ 彼女のコトを大切に思っていた それは、オレの独りよがり

もしかしたら オレが追いつめていた 彼女は、娘さんのコトで悩んでいた

オレの、言葉で彼女をキズつけてしまったんだ

 オレと一緒に暮らさない  何となく自分でもキズついた