秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

      風・もうすぐだね

 いつかキミと会えると思っていた

でも もうキミは、逝ってしまったんだね

もう 会うことも無い 俺は、独りぼっちさ

迷い子の独りぼっちのペテン師さ 

ウイスキーを飲んだくれては 孤独を舐める

キミは、20日に逝った 知らされたのは7日後

俺、オートバイ手に入れたんだぜ

ちっと 小ちゃいけどね

俺なんかクズ 付き合っている相手にもならねぇ

俺みたいなクズは、相手にもされねぇ

何かね 涙が出るじゃんか

ちっとも 辛くねぇよ 悲しいだけなんだ

 今は、いつか キミに会えると思っている

まだ キミは、元気に生きている

これから キミと会うと 俺は、独りぼっちだから

今も、孤独を舐めながら この通り生きてらぁ

生きてゆくてぇのは 中々 キツいもんだぜ

隣り街のお店で キミを見かけたんだ

目を疑ったね キミは、幸せそうに 大きなお腹をさすってた お義母さんと一緒に… 

 俺は、情けねぇツラ下げて ウイスキーをラッパ飲み 所詮、女なんてこんなものだから…

残酷なもの知っていたつもりだつた

 一日明けて、オートバイで走っている

心成しか 海の風が気持ちいいよ…