秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

     君に吠える

 暗い部屋の中 君に吠える 呆れ顔の君に

暗闇の中を走り抜けちまえば 明日が来るさ…

 いつも 明日を探し求める 俺の後ろ姿を

悲しみに暮れる 俺を見ろ…

 暗い部屋の中で 失ってしまった 何かに 吠えろ 失うものばかりさ 求めるものばかりさ

求めるばかりで 何も失っちゃいないのさ…

 これが 本当の俺さ 何も手にしちゃいない

だけど 夢だけは いつも 抱きしめてた… 

何も 見失ってはいないよ 吠えることを忘れていない

 俺の時間を 削ると言うのか?

呆れ顔の君に 俺は、声が枯れるまで吠えるさ

 畳を 這いずり回ったって 明日は、見えないぜ

泣きわめいて 昨日に ぶら下がる気かい?

 生きるなんて 自由なんじゃねぇの…

薄暗い 部屋の中で 何を、思いついたか

 道は、幾つもに別れている 悲しむことはない

もしも 俺が、朽ち果てたとしても 悲しむな…

 まだ 俺の心が 吠え続けている

       吠え続けるんだ 吠えろ…