秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

     お前は、俺のダチだ!

 待っていたんだ お前のことを

アイツ、待っていたんだ お前のことを

ドクターには、どやされ ナースには叱られ

ストレッチャー 乗っかったまんま 動かず

お前を 待っていた お前が来たなら静かに

オペも 受けるだろうよ

オイ、お前 俺たち お前と一緒に戦うからさ

何とか 闘って俺たちの友情とたましいを取り戻そうぜ

気が遠くなるぜ 涙が出そうなくらい

笑いたければ 笑えば この痛み 半端ねぇ

心がとにかく痛い 

ドキッと あいつの手が 激痛の中 麻酔が効いている中 アイツは、力なく伸ばした手で

俺は、涙を堪えて 明日から 仕事をキメるのさ

6時間の 長いオペだった アイツの生命力が勝利

集まった ヤツ等、涙でボロボロ

8時間もした頃 アイツが、目を醒ました

麻酔が、切れたみたいだ そのくせ 腹が減った

俺たちは、絆みたいなのを 感じてしまって

アイツと俺は、絆がより絆が深まった気がする

容態も 落ち着いたようだし 俺は、行くよ

良かった アイツが、元気満タンならなによりだよ

俺は、この街を離れるぜ