秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

       その裏の声

 あぁ お前のその裏の声は 打ちひしがれた叫びさ 何も知らない お前の雄叫びさ

悲しみも 喜びも お前を抱きしめた 切なさ

ほんの少しの 苛立ちと苦しみを抱き合わせに

それでも生きていこうと 硬く 心に誓って

歩いて行こうと 心に硬く誓って暗闇で眠る

お前の苦しむ声は 俺の悲しむ 悲しみに悲しむ声

 あぁ お前のその声は 裏切りに裏切られた叫びさ 吠えるだけさ

もう 台無しの人生は、辞めようと 決めて

少しずつ 前へ進んで行こうと 俺は、思った

地下鉄の階段を意味もなく 上っていく

昨日と今日、一日とたりとも 同じ日はない

俺は、願うように明日を、待っていた

そう 待っていたんだ