秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

       ボクの恋

 ボクに恋することなんてあるの…

あれから 気になる人すらいないよ

何か 好きな人いないし 独りぼっち 

独りぼっちが、気楽になっている

カフェに入るのも 独りぼっち 寂しい気もする 

でも 彼女が、ボクの胸の中に生きているんだ

あの夏が、やってくる ボクは彼女しかいなかった

思い出すのは 彼女の柔らかな微笑

すごく 優しい笑いなんだ

今も、忘れていない あの温かな微笑

ボクの誕生日の五日後なんだよ

彼女が逝ってしまったの

病気だと聞いてる そうなんだろう 

一回だけクルマに乗せてもらったな

気の利いたことも何もしてやれなかった 

なんて オレは、マヌケなんだ

自分を呪うのも止めよう…

ボクたち ギター片手に夢見たね

街の片隅でギター掻き鳴らしたっけ

もう 若くないんだな ふたり