秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

     キャベツ鍋

 ボクたちは、ニヤニヤしていた 今年の夏も鍋なんだろうと キャベツ鍋 シンプルな まるごとキャベツを十字に切り目 そこに コンビーフ詰めてなべに入れる コンソメと塩コショウで味を整えて出来上がり これが 楽しみで この 集いにいる

 結構、サーファーの中にも 怖い人っているらしいからね

ボクは、下っ端だからね でも 鍋の味がうすいって叱られた ぺーぺーは、鍋から入るんだと 先パイから聞いた サーファー鍋から始まるんだ 

ボクは、サンセットのイラストを描くのが夢で サーフィンボード片手に彼女が、笑ってた… 彼女の名は、かつらと言う 彼女は、名前に コンプレックスを持っていた

 こんな ボクでも 彼女はいるんだ

小麦色の可愛らしい娘 かつらだよ 可愛いんだ

だって ボク 大好きだからね 彼女は、海岸まで何で通っているの 何と スーパーカブなんだ ボクは、それから ゾッコンなんだ 惚れているだ

ボクは、意味無いけどKAWASAKIの400cc バイクで気が合うかな HONDAの110ccかぁ

ある日、かつらのHONDAを見せてもらった 自分が恥ずかしい カリカリのフルチューン…

ボク、この娘と付き合いたい

タバコに火を点けて 深々と吸い込む 今日は、パーティの日 また キャベツ鍋を沢山作るんだな 

 陸サーファーなんか相手にされないしチコっと 切ない思いをして帰る事になるよ

 

サーフボード片手に元ヤンなんているよ

なんて言って かつらは、笑ってたよ

 ねぇ かつら ボク、キミが好きだよ

ごめん 今は、駄目なんだ 一週間後に約束 

七日間てのは、長いな 待つとなるとな 

ちょうど 今日で、一週間だ いつもの パーキングで待っていた 午後一時 かつらは、パーキングに来た ニコニコとかつらは笑う

ねぇ かつら? 私もアンタのこと好きだよ

だから のんびり 焦らずに つき合って行こうよ

日に焼けた 褐色の肌 健康的だ 

 ま、確かに焦るのは止めよう かつらを信じて

かつらの日に焼けた 褐色の肌が堪らない

そんな 午後の一時…