秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

     君が泣いた夜

 嘘をついていたね ボクは、知っていたよ

君が泣いた夜 それが本当になった…

  ボクは、無言でタバコをフカしコーヒーを飲む

ボクに内緒で あんなヤツと 酷いや…

 あまりに残酷な話しさ ヤツとキミが ホテルから出てくるところさ 目撃してしまった…

 薄々、気づいていたんだ ヤツは、奥さんがいるのにさ

 ボクは、バカバカしくなって 彼女に出ていってくれないか…?

バイクで 走って来るから その間に出ていってくれ

 気分が、冴えない 山の方に行こう 秩父かな…?

少しの手持はある 少し気分転換しなくちゃ

 ロクでもねぇことばかりだ あんな女くれてやるさ オサせじゃねぇか

彼女は、妊んでた 当然、ボクの子じゃない…

 ボクは、一週間 秩父でテント暮らしをしてた

部屋に帰ってみると 彼女は、まだ いたんだ…

ボクは、彼女のことを許していた

 彼女を抱き寄せ 静かにだきしめた…

もう 堕ろしてきたよ

 彼女が キミが泣いた夜

 ボクは、何時もより 彼女を 抱いたんだ

元気になったら ツーリングに行かないか? 

 君も君のバイクに乗ってさ 一緒に行こう

   どうして どうして 優しくするの? 

 ボクには、君しかいないし それでいいだろ?

    彼女が静かに… キミが泣いた夜