秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

     無邪気な笑顔を

 ボクは、無邪気な笑顔を というか 笑顔を知らない 笑えないんだ 冷めたヤツだとか随分と言われた ボクが 何も 知らないと思ってる

 バカにするな 何にもビビっちゃいない

ボクが、黙っていれば 何もかもが収まるんだ

その頃からだろうか 含みのある笑いを覚えたのは 

 スゴく嫌な ガキだったと思う アボジやオモニには、可愛がられていた 時折、店を手伝ったりしてさ 冷えたビールが旨かった 

アボジとオモニの笑顔が 堪らなく好きだった

働き者の笑顔 ボクは、店に入り浸りになっていた

咎められることはなかった

 何とか中学を卒業した時は、喜んでくれた

ハイスクールには、進まないと言った時 アボジが怒って殴ってきた 悲しい顔をしていた

 バイト代をコツコツ貯めて 初めて買った 自分のバイク 免許だって取ったよ

 ボクのは、YAMAHAのシングルさ 大好きなんだ

ボクのことを 誰も知らない 田舎町に行くんだ

 YAMAHAに跨がっで行くんだ 楽しい気分で行くんだ 

 このあたりまでだ アボジ オモニ ありがとう

また 今度、お店に行くよ 夢があるから行くよ

新宿の街を 街を卒業したんだ