秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

   季節が転がるよ…

 何もない 枯れ葉が転がる

どこにも行かない 夢が踊っている

信じておくれ 今でも 独りさ ボクは

キミとひとつになった あの日のこと

 軽い気持ちで 抱いたんじゃない

本気で キミのこと 愛していたからさ

季節が流れるごとに 枯れ葉が転がる

茶色い季節が ボクは好きさ

寂しいけど 心が弾む季節なんだ

キミを愛していた 気持ちも 冷めて

ボクは この町を 出ようと思うんだ

ボクの心を繋ぎ止めるもの 何一つない

 オートバイ コイツで町を出るさ

中古だけど コツコツ貯めて 買ったのさ 

白い季節の少しだけ前 そんな季節さ

茶色い 葉っぱが転がってゆくよ

ボクの夢とともに転がってゆくよ…