秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

        ふたり

ふたりは、改札を抜けた

駅から近い 八百屋さんに

ふたりで 寄り道

レモンを二個ふたりで噛じったっけ

ボクもキミもレモンは好きだった

コンビニよりも八百屋さんだった

元気がないときは やっぱり ビタミンC

そうでなくても やっぱり ビタミンC

レモンを持って車 走らせて海まで行こう

日が昇るのを見つめている

太陽が昇るのを待ってレモンを囓った

口の中一ぱいに酸っぱさが広がった

彼女も酸っぱい顔をしていた

ボクと彼女は、太陽の光とレモンの酸味

光を浴びて酸っぱさ味わっていた

ふたりで…