秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

       彼女

 彼女は、レンガ造り 古いアパートに住んでいる

昨夜は、彼女の部屋に泊まった… 

 二人でベッドの中 急に起き上がり ハダケた胸

ねぇ 私のこと本気で 愛してる…?

 そう 迫りよる 勿論、本気で愛してるよ

実際、本気で 大好きなんだ 仕方ない 

 飲みかけのバーボンを一口飲む…

ねぇ 激しく抱いてよ 獣のように メチャクチャにしてよ お願いだよ

 喘ぐ 彼女 もう少し あと少し もう 限界…

テーブルの上のグラスに 手を伸ばす

 冷蔵庫から氷を グラスに氷 バーボンを注ぐ…

のんびりと飲むとの約束だったんだ

 ピザが、食べたいな ツマミにもなるしさ

冷凍のヤツとか お好み焼きでもいいよ 頼むよ 

 彼女は、ゴキゲンだった ニコニコしてた…

お好み焼きが出てきた 一緒にバーボンを飲んだ

 バーボンを口に含み 口づけを交わした

欲望の渦に飲み込まれてゆく もう 止まらない

 何かに 取り憑かれたように お互いを 求め合う 獣のように…

 ただのオスとメス狂しく求め合う 揺さぶるオスそれに堪えるメス…

 朝まで彼と彼女は、求め合うのだろう…

レンガ造りの古いアパートで…