あの時の口づけ

　　夢を捨てないでね　ギター弾き続けてね

　彼女の口癖だ　俺の顔を見ると言っている…

　　消して上手くはないギターと歌

　俺は、弾き語りが好きで　弾いていた…

　　ひょんな事で付き合うことになった

　最初は、小さなサークルで弾いていた

　　その内に　ストリートで歌い始めた…

　夢を捨てないでね　今は、ためらっている

　　俺たち　サイコーのコンビだったんじゃないのか…　出逢った時は、サイコー嬉しかったぜ…

　どうしてさ…　俺だけ独りぼっちじやないか

　どうして　何も言わずに　逝ってしまったのさ…

　　俺だけ　独りぼっちのピエロさ

　　何で　独りぼっち　逝ってしまったのさ

　俺も　君も　独りぼっちのピエロ

　君との約束さ　今もギターを弾いているよ…

　　相変わらず　下手だけど　弾いているよ

　　　　ただ　そこにいるはずの君がいない…

　　　　　いるはずの君がいないんだ