削り取られる時の中で

　　削り取られる時の中で　悲しみに涙する　君　

　悲しみに溺れる　君の涙が　止まらない…

　　時を巻き戻して　奪われた時を

心の奥底に　誰もが持っているもの　優しいもの…　

　愛情よりも　深く温かいもの　抱きしめていたい

　　削り取られる時の中で　歓喜の叫び声…

短くも細い　人間の人生のような　この道

　喜びの人生の　喜びの叫び声　

悲痛の叫び声は、要らない　悲しみに　涙でなく　

　夢を追いつめろ　夢を手にするんだ…

君の胸に　涙を　悲しみを　突きつけられても　

　君は君だと　叫んでいた　苦しみに押しつぶされ

苦しくても　涙なんか　気にしないで　泣きじゃくる　悲しい時　苦しい時　涙は　その時まで…

　削り取られる時の中で　時には　笑うときもある

信じられる何か　守っていける何かがあるハズさ…

　君は、あの時　どうして泣いたの　お願いだ…

お願いだよ　自分らしく　生きておくれ

　削り取られる時の中で　俺は俺だと叫びたかった

　　　ねぇ　もう　少し優しくしておくれ

　　　　もうすぐ　辿り着くから…　

　削り取られる時の中で　俺は生きているんだ

　　　　　　今も　生き続けるんだ…

　　　　　　　　君を守り続けるんだ…