あの頃の君へ
風の匂いが緑に変わる頃
君は、この風を感じて 風と戯れる
全身に緑の匂いを感じて走り抜ける
あの頃の君は、この峠“最速”だった…
誰も追いつけやしないし 追い越せなかった
ヘルメットを取った時の君の笑顔はサイコーだ…
ギャラリーでジョークを言い合って笑ったっけ
季節は、流れ移り変わる もう 何度目の夏だろう… ガードレールに花束と缶コーヒーとクール…
早いものだね 僕達は、オジさんの仲間入りさ
君が、いない この空間が まだ 信じられない…明日、久しぶりに緑の匂いを感じに走りに行くよ
オイルの臭い君の姿を ライディングを思い出しに… あの峠に風を感じるために…
風と君を感じるために…
君に会いに…