秀BOWZ

日々、感じたことを詩にしています。

2022-01-14から1日間の記事一覧

    夢に手が届かなくても

夢に心が届かない夜 手が届かない夜 何も思わず 大声で泣いた… これが 自分なんだと 頭を過ぎった やがて光が見えるハズ 涙のあっち側に… 笑って 笑顔で 語れる日がくるさ 夢に手が届かなくても…

      あの日に…

あの日に 戻れるのなら あの日に 忘れて来たもの… あの日が 何もかも全てだった 今も思う 置き忘れた小さな愛… あまりに 脆く壊れやすくて 抱き寄せるコトも出来なかった あの日に…

      少し笑顔

今日から少し 頑張ろう 小さなコトから始めよう… 笑うコトから始めてみよう 笑顔の私を見せつけてあげる… 嘘つきな あなたに 私を見せつけてあげる だから 今から ほんの少し頑張ろう…

     北風の中

北風の中を歩き続ける ホッペが 真っ赤… 白いものが 降ってきた 冷たいね 口の中で溶けた 手のひらで溶けた 北風に 誘われて やって来た 白い不思議なもの…

      ふたりきり

エリミ君で来たじゃん お前さ 覚悟あるの…? 旦那が出て来ようが 子供がいようが関係ねぇから 今夜は 二人きりの時間を愉しむから… いいだろ…? 少しくらい 我がまま言ってもさ “私 旦那も子供もいないよ 三年前に離婚したんだ” “今も独りだよ いつも アンタ…

     お前の声

お前の声が ガタガタうるせぇ…! あの娘の涙が やり切れねぇ! オイラのハートは 苛立つばかりさ 今日も クソの様な バイトで時間を費やす 手に入れたもの 僅かな金とビール… 自慢のマシンで 街を流そう 思い切りアクセルを開けてデカい音で お前の言葉が 頭…

      卒業

もう ワルは 終わりさ アイツのことば そう “グラディレーション”… “卒業だ…” ポツリと… 少し寂しそうに サングラス越しの苦笑い… タバコをくわえ 単車に跨がる… あれから どれくらいの 月日が流れたろうか アイツは この街には 戻って来ない 風の便りに 聞…

      彼女…

人混みに紛れ込む キミを見た気がしたんだ 消えてしまった キミを見た気がしたんだ… 忘れてしまうには 早すぎる 胸の奥にしまったまま 大切な思い出なんだ 大切なんだ… ボクは 彼女を 大事に できたのだろうか… 彼女は 幸せだったのだらうか… ある時は 彼氏 …